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活動レポート共同購入事業マイスターコース

2012年度マイスターコース修了式が行われました

第7回共同購入事業マイスターコース開催

  2月17日(日)に、2012年度共同購入事業マイスターコース修了式が行われました。
 この日は、第7回として、テーマ「人と社会への関心づくり」が行われ、その後、受講者の学びの振り返り―参加者各位の3分間スピーチ、3生協役員のお言葉、修了式として、修了認証の儀が行われました。
 今年度のマイスターコースは、トランコム、アシスト、コープぎふ、コープあいち、コープみえの23人を対象に行われ、コース4年目で、それまでの成果を引き続き、さらに成熟することを意図して、7月の第1回からこの日の第7回までが開催されてきました。 そしてこの日の修了式への運びとなりました。

  =第7回テーマ「人と社会への関心づくり」の内容=
講義 「消費者の権利と消費者行政・法制度」
 講義者 近藤 充代氏 (日本福祉大学経済学部教授)
全体演習 テーマ 消費社会に問われていること
講義 「生命と食 食と農」  講義者 宇田 篤弘氏(紀ノ川農協 組合長)、倉岡 有美氏(農事組合法人古座川ゆず平井の里理事)

「受講者の学びの振り返り―参加者各位の3分間スピーチ」

  3分間スピーチ―主な言葉 より

「いちばん印象に残っているのはホスピタリティ。組合員に対して、その組合員さんがいま自分になにを言いたいのか、なにをきたいされているのか感じ取るように心がけるようになった。」
「ほかのメンバーの意見を聞くにあたって、こういう考えかた、思いがあるとわかり、全体の発表でも同様なことを感じた。」
「生協は組合員のために、組合員の立場でする、配達担当することで、地域づくりを自分自身の生き方として主体的に受け止める、自分が地域にできることがある、すばらしいと思うようになった。」
「私がこの研修でどう変わったかというと、人と人とのつながり、組合員さんとのコミュニケーションがいちばん大切だと感じた。」
「日々の業務数値目標ばかりで組合員さんに呼びかけていると思っていた。組合員のために仕事をすることで、それで自然に目標達成できると思った。」
「配達にいったとき、いままで見えていなかった組合員さんの背景が見えてきて、レベルアップしたかなと思うところが次の日あった。」
「毎回中身の濃い研修で、とても勉強になった。毎回、メーカーさんとか、他生協の方のお話本音が聞けて、取り組み方、姿勢を見直す、いいきっかけになった。」
「組合員さんの役に立つ、地域に喜ばれる担当でありたい。配達に子供が集まる。子供が待っていると言われた。生協の配達以外に担当者きてくれるのを楽しみにしてくれるのはすごい。」
「なんのために働いているか再認識できた。最近、4年5年目は、自分の担当の組合員のためにと配達していたが、生協の今後のこと、地域社会貢献のためということも学べた。」
「毎回課題で、日頃聞かないことを組合員さんに聞いて、家計のことや、消費者問題をお聞きすると、自然に答えてもらえて、生協信頼しているんだな、話をするのがうれしかった。」
「お誘いも、供給も、おすすめはして、その場では増えるが、結果的にはあんまり増えていない。売ることばかり考えて相手がなにを買いたいか考えていなかった。」
「組合員のくらしを知ることができていなかった。組合員さんの困りごとは聞いたことがなかった。生協だから安心というブランドをつくることが大事。ひとりひとりの組合員さんへの対応だと思う。」
「「ホスピタリティは「いまこのときこのひとに」がおもてなしの心と聞いて、マイスターコースを受ける意味が腹に落ちた。マイスターは数値や結果がすぐ見えない。地道にやらないと未来はない。」
「組合員とレシピ交換をやるようになった。組合員も写メを見せてくれたりする。継続して支所のメンバーも一緒に楽しくやりたい。」
「コープあいちの事例、雨の日に認知症の人。職場の雰囲気、組合員じゃない人に対してもどう対応するか。認識が非常に深いセンターだと思った。」
「今回の研修の中で、共同購入という仕事、生協はなになのか、今まで時間をかけて考えたことがなかった。クレームをクレームではなく取り上げると貴重。要望に応えることを考えるようになった。」

  3生協役員のお言葉
 コープぎふ 理事長 川崎 直巳氏、 コープみえ 理事長 茂木 穰氏、コープあいち常務理事 磯村 隆樹氏 よりお話がありました。

修了式として、修了認証の儀  川崎 直巳氏(研究センター代表理事、コープぎふ理事長)より、 マイスター認証書とバッチの授与式、集合写真撮影 がおこなわれました。

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