学び合いの場の紹介―2013年度共同購入事業マイスターコース・組合員理事ゼミナール修了式の報告
1.「共同購入事業マイスターコース」修了式
地域と協同の研究センター主催で開催してきました第5期「共同購入事業マイスターコース」が2月16日(日)に、「組合員理事ゼミナール」が3月6日(木)にそれぞれ修了式を行いました。また3月28日(金)には、2010年度より相談をすすめてきた「協同の未来塾」の第1回が開催されました。
1.「共同購入事業マイスターコース」修了式
2013年度、第5期「共同購入事業マイスターコース」を開講し、東海の3生協、委託業者から24名の参加がありました。マイスターコースは、生協固有の業態「共同購入事業」に関わる専修の学びの場は、一般的には存在しないことから、その専門的な担い手を育むこと「プロの専門スタッフとしての地域担当=マイスターを育む」ことを目的に開講し、第1単元から第7単元まで、各生協の共同購入事業の責任者、人事の担当が企画委員として中心になりこれまで開講してきました。2913年度第5期となる受講生の修了式2月16日(日)では、一人ひとりにマイスターバッジと修了証が、代表理事より手渡されました。
2.「組合員理事ゼミナール」修了式
東海の3生協(コープぎふ、コープあいち、コープみえ)の新任組合員理事16人を対象に、各生協の役職員・組合員理事が参加し世話人会をつくり、組合員理事ゼミナールを開講してきました。組合員理事ゼミナールは、組合員の願いに応える理事会での組合員理事の役割を果たすために、組合員理事の考え合い、学び合う場として、また東海地域の3生協の組合員理事さんが互いに交流し合い、考え合う場として開講してきました。2012年度に開講した組合員理事ゼミナールは2013年度まで9回の単元を終え、3月6日(木)に修了式を持ちました。
3.「協同の未来塾」開講
コープぎふ、コープあいち、コープみえ、東海コープ事業連合が参加し、研究者にも協力いただいて企画委員会を開催し、準備をすすめ、2014年3月28日(金)〜29日(土)に、コープこうべ「協同学苑」にて、第1回を開催しました。第1回は、28日(金)に「協同組合史前期」を、29日(土)に「『協同組合人のロマンと思い』から学ぶ」をテーマに学び合い、協同学苑の史料館では、コープこうべの歴史や賀川豊彦に関連する展示物に触れ、気持ちも新たに開講することができました。