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三重地域懇談会活動レポート

三重県多気町「水土里ネット・立梅用水型小水力発電」見学

再生可能エネルギーの事例を学ぼう

  8月26日(水)三重地域懇談会で、再生可能エネルギーの事例を学ぼうと、「三重のつどい」として三重県多気町「水土里ネット・立梅用水型小水力発電」見学に世話人で行ってきました。

  立梅用水の事務局長高橋さんのお話があり、用水が「世界かんがい施設遺産」に認定されたこと、江戸時代に西村彦左衛門という先駆者が地域の貧しいくらしを見かねて用水を作った物語があること、この用水には大正時代から続く小水力発電だけでなく、防災や地域の子どもたちの農業の大切さを知ってもらう地域教育など9つの機能があるということなどのお話がありました。

  小水力発電は、「彦電」と名づけられ、50センチの落差で双反転方式の発電で産官学民の連携で行われていました。電気を売るのでなく、電気を地域で直接利用する中で何かできなか、を考え、集落営農組合による米粉のパン作りなど6次産業をすすめられていました。さらにトヨタと連携して、小型モビリティの開発で地域活動に生かそうというお話もありました。

  地域の資源活用をした「まちづくり」、地域の活性化の取り組みはたいへん学ぶ点が多く、こうしたお話を直接お聞きし、実際の様子を見ることができ大変良い見学となりました。

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