第12回東海交流フォーラム 開催さる
“くらし”をつくる地域のつながり!」〜小さなつながりからひらける地域の未来〜
1月23日(土)に第12回東海交流フォーラムが、のべ102名の参加で開催され、「よりよい“くらし”をつくる地域のつながり!」〜小さなつながりからひらける地域の未来〜をテーマに熱心に講演・報告を聞いて活発な分散交流などが行われました。
岐阜大学応用生物科学部教授 荒井 聡氏より「小さな協同・新たな協同で拓く地域の未来」として、〜第35回日本協同組合学会・岐阜大会に学ぶ〜熱のこもった講演があり、その後、三河、ぎふ、尾張、三重の各地域とJA厚生連より、以下の実践報告がありました。
?三河地域における「つながりづくり」活動(三河地域懇談会のあゆみ)と今始まった「豊橋市における“ちょいボラ”活動」報告:「三河地域懇談会」 三河地域懇談会世話人 田所 登代子 氏
「とよはし“ちょいボラ”の会」代表世話人 水藤 典子 氏
?小水力発電導入を通じた地域自治再生をめざして 報告:特定非営利活動法人地域再生機構副理事長 石徹白農業用水農業協同組合参事 平野 彰秀 氏
?医療機関を拠点とした地域コミュニティづくりについて 報告:JA愛知厚生連 足助病院 企画室長 上田 章弘 氏
?ささえあいたすけあい 地域だんらんまちづくり〜星崎ブロックの地域包括ケアシステム 報告:南医療生活協同組合 副理事長 中村 八重子 氏
?地域資源を活かしたまちづくり 報告:水土里(みどり)ネット 立梅(たちばい)用水 事務局長 高橋 幸照 氏
分散交流会は9つで行い、その後に各分散会から1人ずつから感想交流を出し合いました。荒井先生よりコメントをいただきました。
「良いお話を聞け、充実していた。生協が変わっていく必要がある」「小さなつながりが自立した地域おこしにつながることが印象に残った」「明るい未来が感じられた、掘り起こせる豊かな資源がある」「小さな単位、くらしの中からつながる事が地域活性化の可能性を広げる」「自分たちで作っていくことの大切さを学べました」「くらしの協同組織だからできる事が多くあることを感じた」「大変だけど皆で集まることは楽しい!」「若い方を受け入れ集まりやすい場をつくることも地域づくりだ」「楽しくできることからやっていく、自分の地元、近所はどうなっているかまず見直していくことからはじめる」「みなさん、それぞれ自分の地域を見直す機会になったという意見が出ました」「足元から始めていくことの大切さを再認識した」などの感想が寄せられました。
詳細は、後日広報していく予定です。