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お知らせ

【25.11.26】IYC記念 動画コンテストに応募!

ムービーコンテスト「協同のチカラを発信しよう!」 動画をご覧ください。

   地域と協同の研究センターは、戦後80年、平和の大切さを次代にしっかり伝えようと、東海の地域で戦争体験を聞いたり、戦跡を巡り映像に残したりしてきました。その動画を編集し、このたびJCAのムービーコンテストに応募しております。

 ぜひ、以下のリンクから、研究センター発信の動画をご覧いただき、「いいね!」をしてください。よろしくお願いします。

私の記憶は3歳の終戦の日から始まります
 名古屋市にお住いの富田祥子さんは、現在の北朝鮮の中国との国境近くに、終戦当時は住んでいました。終戦と同時に朝鮮半島の山の中を、3歳の富田さん、妹、母、祖母の4人でさまよいながら、なんとか引き揚げてこられました。彼女の記憶はその3歳のときから始まりますとのこと。今、名古屋で難民支援の取り組みを名古屋難民支援室や地域と協同の研究センターではすすめていますが、その際に、食料を届けていただいたり、パンを焼いては重たいリュックを背負って持ってこられます。その思いは、戦後の引き揚げの時、売られていった子どもたち、寒さで亡くなる人々を見た鮮烈な記憶から始まっていると思います。その経験と思いを短い動画にしています。

豊川海軍工廠でボランティアガイドをされている前澤このみさんに案内をしてもらいました
 愛知県新城市にお住いの前澤このみさんは、豊川海軍工廠のボランティアガイドをされています。工廠のあとちが整備されボランティアが募集されたときの第1期生となります。前澤さんの隣の家のお嬢さんが豊川海軍工廠への空襲で亡くなったこと、進学した新城高校の前身が海軍工廠に女子挺身隊を送り出していた新城高女であったことなどが平和への思いを強めてきたとのこと。そのことは生協の活動に参加しても、平和は大事な活動だと思って参加してきたということでした。戦後80年に、ちょうど空襲のあった8月7日に前澤さんに案内をしてもらった記録となります。

2025国際協同組合年(IYC2025)とは
 国連は、持続可能な生産と消費、食料安全保障、気候変動対策、地域の人々への医療・福祉、働きがいのある人間らしい仕事の創出、すべての人が参加できる社会づくりなど、さまざまな分野で持続可能な開発目標(SDGs)に貢献している協同組合を評価し、その認知の向上と協同組合の振興のために、2025年を国際協同組合年(International Year of Cooperatives:IYC)に定めました。

ムービーコンテストとは
 日本協同組合連携機構(JCA)では、協同組合の取り組みを、動画で表現し、その価値や魅力を社会全体に発信していくために、「協同組合がよりよい世界を築く〜チャレンジムービーコンテスト2025」(略称「協同のチカラ!ムービーコンテスト」)を実施しています。

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