研究フォーラム(パネル)地域福祉を支える市民協同 、活動レポート
9月6日地域福祉を支える市民協同パネル 開催
講義「高齢者への配食ボランティア活動と相互自助=協助」
9月6日、地域福祉を支える市民協同パネルは、生協生活文化会館で橋本吉広(協同総合研究所常任理事・研究センター理事)さんによる、講義「高齢者への配食ボランティア活動と相互自助=協助」がメインで開催しました。
『友愛・協同研究会年報』の橋本論文「高齢者への配食ボランティア活動と友愛」のボランンティアグループ「月木会」の組織、活動の概要のお話がされました。また、国が進める社会保障全般に関わる「制度改革」の中で、改革推進法で財源を消費税にしている点や改革国民会議報告での“自助、共助、公助の適切な組み合わせ”論について、さらに、その報告が共助を「自助の共同化」としている一方で、橋本さんの“自助の共同化”を「協助」と定義し、その「協助」の具体的な形態についての考えのお話がありました。
その質疑の中で、自発的なボランティアとしているが、どうなのか、との質問があり、次回は実際の活動の様子をグループの担い手から話をしていただくことになりました。(文責:事務局鈴木)