わたしたちのエネルギーはどうあるべきかー武豊発電所見学
環境パネル火力発電所調査見学
7月16日(水)わたしたちのエネルギーはどうあるべきか、についてまずは 見て 聞いて考えようと中部電力の武豊火力発電所、メガソーラーたけとよの見学に19名で行ってきました。所長よりお話を聞き、実際にメガソーラー施設、火力発電建屋、制御室などを見学しました。
武豊火力発電所は、浜岡原発停止を受けて、3号機を再稼動、2号機の長期停止を復旧した昭和41年運転開始の人間で言うと米寿の老朽化した原油・重油を使用燃料の発電所です。メガソーラーも見学して、発電出力7,500kWの中部地...域最大級の大規模太陽光発電所で、ナゴヤドーム3個分の広大な敷地に整然と並ぶ約39,000枚の太陽光パネルを展望台から一望することができました。
「化石燃料は将来枯渇するので、地球温暖化を防ぐ二酸化炭素を出さない再生可能エネルギーは必要だ」と言う一方で、「太陽光、風力の発電が多くなるとコントロールできなくなる。電気を作りすぎると周波数はあがるので、モーターの回転が変わり精密製品の不良品がでるので、再生エネルギー必要だが増やしすぎてはいけない」など、また、「武豊火力は、昼間の需要のピークに運転する役割なので、明日は1台運転するかもしれない、今日はいいとなったなどのコントロール作業が大変だ」などの話がありました。
参加者から、「浜岡原発にお金をかけるのならこちらに回したら」「再生可能エネルギーは必要といいながら、増やしたり、苦労しないのは会社の限界か」などの感想がありました。引き続き感想を出し合って考え合っていくことにしています。