「私たちの食と小規模家族農業」をテーマに開催
第15回総会と記念シンポジウムが開催
5月30日(土)地域と協同の研究センター第15回総会と記念シンポジウムが開催されました。多くの会員、団体会員代表の参加がありました。午後の記念シンポジウムは「私たちの食と小規模家族農業」をテーマに開催され、会場一杯の多くの参加がありました。
小規模家族農業が、途上国や先進国でも新自由主義的政策への懐疑があり、見直しされ注目されていること、日本では企業の農業参入、規模拡大、輸出産業化などが奨励され、再評価はされていないことなどについてお話があり、協同組合として、世界に誇る「提携」「里山保全」の取り組みを進め、主体形成と主体同士のつながりを、との示唆を示され、あらためて小規模家族農業が地域農業をどう支えるようにしていくのか考える機会となりました。この問題の実情やどう考えているか、コメントがあり、質疑、意見の発言が多くあり、考えあいました。
総会・記念シンポジウムの様子の速報です。後日、NEWSで特集します。研究センターでは、7月4日(土)には「食と農(くらしと生産)と非営利・協同組合の役割」をテーマに公開学習会を行います。