職員が段取りをしてしまうのでなく、組合員がやることを支えて
南医療生協の「南病院」と「よってって横丁」の見学
6月8日尾張地域懇談会で、世話人で南医療生協の「南病院」と「よってって横丁」の見学に行ってきました。
南医療生協の大野地域ささえあい本部長より、組合員の手づくりのシートの病室、組合員がつくった図書室、意見で色や材質を決めたサービス付き高齢者住宅の部屋、共有部分など設営をしてもらいながら見学しました。
その後、質疑しながら、「病院は、はじめ、とんでもないものを作ってくれといわれたが、70くらいの意見に絞り込んで組合員の良識で決めた。」「100人、1000人、6万人会議、10万人会議で出た意見は検討してみんな納得するようにした。」「出資金は300万を上限で呼びかけた。気持ちがないと出せない。」「ネーミングにはこだわる。10くらいにして理事会で決断した」「地域は人のつながり、おたがいさま運動をしている。」「地域では、班を作りささえあう。広報誌の配布ルートと班と同じ。支部内でできるだけ緩やかに班を作っている。」「ボランティアは、やってあげるのはやめよう、としている。」「協同をどう広げるか。職員が段取りをしてしまうのでなく、組合員がやることを支える。頭では分かっているが急にはできない。」「意識的に若いお母さん、子供たち向けに自習室など作ったりして引き込んでいく。」などのお話をしていただきました。