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三重地域懇談会活動レポート

三重地域懇談会 視察見学 木質バイオマス発電

地域内循環型エネルギーについて考えようと

  10月26日(月)に「三重地域懇談会」では、地域内循環型エネルギーについて考えようと、視察に7名で行ってきました。
  

  三重エネウッド株式会社では、5800kwの約1万世帯分の電力が発電可能で、1日あたり200〜250tの木材を燃料としており、年間約6万tの木材を活用しています。「再生可能エネルギーの固定価格買取制度」に則り、原料の「未利用間伐材」を安定して購入することが可能となり、林業関係者も人材確保や設備投資を計画的に行うことができるようになりました。山林に放置された間伐材などを発電燃料として収集し、森林の整備・保全に寄与し、木材の利用促進、林業復興への可能性を切り開らこうとされていました。
 

 松阪木質バイオマス熱利用協同組合の熱利用の事業は、林業・木材産業構造改革国庫補助事業として実施されています。木質バイオマス熱供給設備は、平成21年1月に完成し稼働しています。林業事業から発生する間伐材、林地残材、木材加工端材、バーク等や木質建築廃材等を燃料として蒸気を生産し、組合員である辻製油株式会社等に蒸気を販売しています。その目的は、「?継続的な森林管理「緑の循環」を支えるシステムの構築、?木材の産業の活性化、?循環型社会の形成、?地球温暖化の防止。」ということだそうです。  

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